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弁護士 求人


弁護士の前田尚一です。当事務所は、弁護士2名、事務局員4名で運営しています。
当事務所では、勤務弁護士を1名募集しています。
勤務弁護士の募集は、突然思い付いたわけではありません。
事務所開設以来16年間一人で業務をしていた私が、少し長くなりますが、勤務弁護士の募集をすることにした事情をご説明することにします。

古き良き徒弟制度の時代は、終焉を迎えました。

「就職氷河期」の到来は、司法修習生の深刻な問題となっています。「法曹人口大幅増員計画」は、直ちに弁護士の「就職難」を表面化させたのです。

日弁連は、全国の会員の努力により多くの新人弁護士がそれぞれに活動の場を確保することができることとなったと報告しています。しかし、活動の場が確保されたといっても、ノキ弁あり、供給型A協力事務所や常勤スタッフ弁護士養成事務所への就職ありで、イソ弁として弁護士生活をスタートさせ、勤務先でOJTを受けてきた従来のプロセスとは大きく変わっています。

また、今後新人弁護士において即独弁護士が一定数を占めることになることも予想されます。
既存の弁護士の採用余力もますます小さくなり、司法修習生の就職難は益々加速することでしょう。司法改革の要として、多様な人材を法曹として広く受け入れようという宣言は一体何だったのか、お怒りの司法修習生も多いことと思います。

弁護士の将来に向けた心構えと今なすべきこと

しかし、「就職難」という大問題も、弁護士生活をしていくうえでは、あくまで入り口の出来事にすぎません。「法曹人口大増員計画」が招来する「弁護士大量増員時代」は、弁護士業界の構造そのものを変えていくことになります。
「弁護士大量増員」は、国民が選択したモデルであり、我々弁護士にとって、もはや逃れることができない現実であるといわなければなりません。

弁護士業界において、弁護士間の競争の激化は避けられず、一定の淘汰は免れないのです。
日弁連や弁護士会に、増員する弁護士を吸収する活躍の舞台を拡げることを求めることは過大な期待です。もはや、弁護士は自分自身の力で「弁護士大幅増員時代」を生きぬいていくための覚悟と、そのための行動を模索しながら、自分のスタイルに合った新しい法律事務所を作っていくほかありません。

業界全体として、弁護士業務を創出することは難しいとしても、人間社会がある限り、弁護士業務の種子がなくなることはないはずです。個々の弁護士が、常に時流と対峙しながら、それぞれのビジョンを堅持し、自分のスタイルにあった居場所を発掘して、新しい業務を拡大していくことは十分可能であると思うのです。

そして、そのために新人弁護士がすべきことは、できるだけ早く一人前になること、言い換えれば、超スピードで変幻自在の基礎技能を身につけてしまうこと以外にあり得ません

もちろん、私の仮説にすぎません。しかし、もし私の考えに共感されて弁護士生活をスタートしようと考えられるのであれば、当事務所は、その修練の場を提供できると思います。

私は、新しいことを吸収することに貪欲です。
イソ弁時代は、事務所で扱ったことのない株主総会の運営指導や労働事件のADRでの活動を丸投げされ、書店に赴き入門書を探すところから始め、対処していったものです。

当事務所の実績をご覧下さい。
これらは、いずれも依頼者にとって本当の解決は何かを考えながら、事件に徹底的に取り組んだところ、結果として、マスコミが関心を持つことになったり、参考になる事例として判例雑誌等で紹介されることになったものです。

もっとも、徒に年輪を重ねるとやはり現状維持になりがちです。しかし、思うところあって、現在では、かつて以上に未経験・未開拓の案件に取り組むことに貪欲になっており、当事務所に席を置けば、否が応でも幅広く多様な事件を担当することになります。

後述するように、ちょっと心構えを変えた途端、C型肝炎訴訟、デリバティブ被害の賠償請求訴訟、団体信用生命保険の高度障害保険金請求の支払拒絶の紛争等々、私がこれまでの扱ったことのない、取扱業務外の案件が、断ることができない形で一挙に舞い込んできたのです。まったくの手探りから始めなければならないのですが、精魂を込めて取り組んでいると、これまでの取扱分野でも応用できる知識と技能を発見できると共に、基礎的な知識と技能さえ身に付けておけば、十分対応できることに気が付くことになるでしょう。

そして、後述するとおり、何よりも、私自身が、今を事務所の第2の創設期と位置づけ、将来の在り方を見定めるべく、弁護士という職人として、多様な事件に取り組もうと決意しただけでなく、経営者としての立場から、弁護士大幅増員時代における時流を的確に捉えた顧客志向の活動を模索しようと考えており、その取組の中で活動していただくことになるはずです。

私自身も今後の当事務所の方向性を見出し、
それを実現する体制を確立しようと暗中模索しています。

私は、平成元年4月、弁護士になりました。イソ弁を4年間した後、独立開業し、今年18年目に入りました。
札幌は、弁護士の8割方が裁判所に歩いて10分程度の場所に法律事務所を構えています。それにもかかわらず、私は、弁護士密集地域から離れた場所にある狭いマンションオフィスに事務所を設立し、思うがままに仕事をしてきました。

ところが、2000円の入門書の付録のソフトで戯れに作り公開したHPが想定外に活躍し、それまで顧問中心あるいは親しい人の紹介に依っていた業務形態が大幅に変わりました。
たまたま勧められ、裁判所まで歩いて5分、1階に銀行があり、雨が降っても、傘もささずにサンダルで振り込みにいけるビルに事務所を移しました。
飲んだ勢いで、うっかり引き受けたロースクールの教員をして、若い学生のエネルギーをもろに浴びることになりました。

短期間に起きたこれらの出来事は、特に計画したものではなく、脈絡のない断片的なものでした。しかし、意図せぬ流れの中で、それまで、猪突猛進、唯我独尊、とにかく思いのままに仕事に没頭すること自体に最大の価値を見出していた生活に疑念を持つようになったのです。

そして、漠然と思い巡っているうちにコンセプトが明確になってきました。『7つの習慣』スティーブン・コヴィー博士が言うとおり、緊急ではないけど重要な第2領域に力を注がない限り、本当の満足を感じることはできない、と考えるようになったのです。

満51歳を迎えると共に弁護士生活22年目に入る人生と生業の折り返し地点で、全体最適を目指し、大局的な観点から、大量行動を試みなければ、ただただ、朽ち果てることになりかねないと確信したのです。

しかし、これまでの生活習慣は簡単に変えることができません。締切りのある仕事など緊急でかつ重要な領域(「第1領域」)に属する活動に、イソ弁が1人いるとはいっても、まだまだ溺れてしまっています。第2領域、例えば人間関係づくり、健康維持、準備や計画、勉強や自己啓発といった緊急ではないが重要な領域の活動に時間を投資することにより、第1領域の問題をなくすことができるはずなのですが、継続的な時間をとることができないのです。うっかり、思い付きで第2領域に時間を費やすと、まもなく、とりあえず凍結していた第1領域の要処理事項が一挙に押し寄せることになるのです。結局、第2領域への時間投資は継続できず時間の浪費となってしまうのでした。

このままでは、いかにモチベーションを高めても不完全燃焼して一酸化炭素をまき散らすだけです。自分の内面を変えようと努力しても、現在の私には無理であることに気がついたのです。
まずは、常に自分擁護に働く作用と訣別するために、思い立って横浜まで赴きメンターを求めました(誤解のないように申し上げますが、いかがわしい宗教に帰依したのではありません。)。新しいHPはその目に見える成果です
そして、第2ステージは、第1領域の活動を直ちに減縮するため、人材を登用することに決めたのです。

したがって、当事務所が求める人材は、自分のスタイルで新しい法律事務所を作っていくというヴィジョンを持ち、超スピードで必要な専門知識と技術を研鑽錬磨する覚悟のある方です。

私の考えに賛同していただける方ご応募を心待ちにしております。

募集要項は次のとおりです。


  • 雇用形態 給与制。イソ弁として当事務所の勤務弁護士となってもらいます。
  • 弁護士会活動は、事務所の業務に差し支えない限り、行って下さい。個人事件受任も、事務所の業務に差し支えない限り自由ですが、経費負担については事前に協議したいと考えています。
  • 雇用期間は2年です。その後、イソ弁として更新をするかどうか、ノキ弁など他の形態によるか、勤務を継続する場合、どのような勤務条件とするかは、協議していきたいと考えています。

応募される方は、後掲の応募書類を、メールに添付して送信いただくか、ご郵送下さい。
これから速やかに、短期間の内に、事務所訪問、採用説明会を企画実施しながら、面接などを実施していく予定です。

応募される方には随時ご連絡差し上げたいので、2ないし4がすぐに揃わない場合は、とりあえず1のみを送信又は郵送して下さい。
なお、応募者多数の場合等、書類選考を行う場合があります。

応募書類

  1. 履歴書 (ダウンロード : Word形式 / PDF形式
  2. 出身大学(学部)の最終の成績表(写し可)
  3. 出身ロースクールの最終の成績表(写し可)
    ※ロースクールに在籍していたことのある場合
  4. 司法試験成績通知書 (写し可)

※なお、応募書類は返却いたしませんので、予めご了承ください。

応募方法

  • メールによる場合
    メール送信先:maeda@lawyers.or.jp
    ※タイトルは、「募集応募の件」として下さい。
  • 郵送の場合
    郵送先 〒060ー0061
    札幌市中央区南1条西11丁目1番地 コンチネンタルビル9階
    ※ 封筒表面に、「募集書類在中」と明記して下さい。

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