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  このような戦略的手法を検討すべき場面は,実は,日々数々の場面で様々に登場している。

 “取引を始めるときには,必ず連帯保証人を求めろ。”とか,“担保をとれ。”とか言われる。しかし,銀行や商工ローンじゃあるまいし,こんなことを強く要求すれば,せっかくのお客様を失いかねない,というのが悲しいけれど現実。

 ところが,相手が代金を約束どおり支払わないその瞬間,今までは「買ってやる!!」と言われ続けていた当方の弱い立場が逆転している場合がある。この事態を見過(みす)ごしてはいけない。相手方が短期的にであれ,本当に苦しいのかも知れないからだ。
 若干強気の態度に出て,「支払いは待つけれど,『残高確認書』に署名捺印して欲しい。」とか,「連帯保証人をつけなければ,待てない。」等と要求すると結構うまくいくことがある。

 そして,台風のように突然に来て去っていく好機を無駄にしないように,署名捺印さえもらえば完成するような定型書面を用意し,数枚コピーしておき,いつも鞄にいれておけばよい。
ておき,“現実の取引における“不備”と“法律” の隙間(すきま)を埋めさせこともできる。
 一枚の定型書面の中には,最低限,ア.証拠の確保,イ.全額弁済の確保期限の利益喪失約款」),ウ.連帯保証人の創出,エ.消滅時効の中断,オ.遅延損害金といった特効薬を盛り込んでおく(具体例はこちら)。

 また,で可能性は高くはないけれど,工夫次第で,1通の往復ハガキを使って,一旦完成した時効がなかったことにすること(「時効の放棄」)に成功する場合だってありうる。

 『法律問題』の処理でも重要なのは,対等(以上)の立場に立った瞬間,そのタイミングをはずさないでどう生かすか,ということだ。
 
Change!! Chance!! Challenge!!
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