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コラム

2016年1月アーカイブ

今回のお題は,

消費者金融・クレジットカード会社からの借金を頑張って完済した場合,
  払いすぎた利息を、過払い金として取り戻せることが多い!!

                                                                                                  です。
 

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-- 消費者金融(サラ金)・クレジットカード会社から過払金返還がブーム
  が終わったと言われながらも,返還を受けている人がまだまだ多いという
  話を聞きましたが。

前田 ええ,かつてのブームの頃ほどではないにせよ,高止まりで,むしろ直
  近では上昇傾向と認識している消費者金融もあるようです。

   ともあれ、ご自身が、消費者金融(サラ金)・クレジットカード会社か
  らの借入れ、キャッシングを、既に完済したということであれば、戻ってく
  る過払金があるかも知れないと疑ってください。

   時効もあり、お電話いただいたときには、100万円以上損をしていた、そ
  んな方もおられます。

-- そもそも過払金返還請求っていうのはどういうものなのですか。
  
前田 数年前まで消費者金融は,法律で制限された利息を超えた利息をとっ
  てました。

   この払いすぎた利息を,過払い金として取り戻すことができるのです。

-- 最近の傾向はありますか。

前田 私の事務所の場合ですが,44,5歳以上の方が増えてきているように
  思います。

   70代,80代の方もいらっしゃられます。
   また,札幌市に限らず,道内全域からご相談があります。

-- クレジットカード会社からも過払い金の返還を受けることはできますか。

前田 クレジットカード会社のキャッシングの場合も,過払い金請求の対象と
  なります。

-- 既に「完済」している場合でも大丈夫ですか。

前田 完済すると縁が切れるのでダメと思い込んでいる方も多いです。

   しかし,「完済」すると,利息を払いすぎたところで取引関係が終わっ
  たことになりますから,ほとんどの場合,過払い金が発生していることに
  なります。

-- 過払金請求をすると,ブラックリストに載ると聞きますが

前田 完済した場合は,ブラックリストには載せない扱いとなっております。

-- 家族や職場に知られないか心配です。

前田 家族や職場に知られずに,内緒で進めることができますので,心配あり
  ません。

-- 契約書や明細など関係書類が残っていない場合はどうなりますか。

前田 心配ありません。全く資料が残っていなくとも,会社名がわかれば対応
  できます。

-- 実際どのくらいの金額が戻ってくるのでしょうか。

前田 取引期間とか,借りた金額,返済の仕方などによって,人様々です。

   ご本人の予想を超える場合も多いです。
   夫婦で4970万円という例もありました。もちろんこれは例外ですが。

   44,5歳以上の方だと取引期間が長いため,100万円を超えるといっ
  た場合も結構あります。

   87歳のお婆ちゃんが370万円回収したこともありました。

-- もし私なら,10万円返ってきたら,とても嬉しいですね。

前田 時効になっていたりして回収できない場合もありますが,10万円から
  5,60万円位戻ってくるのはよくあることです。

   HPにお客の声を多数載せておりますので,興味のある方はご覧くださ
  い。

-- どうなると,時効で権利がなくなってしまうのですか。

前田 「完済」した時点から10年で時効となり,権利が消滅してしまいます。

   ただ,ご本人の記憶は曖昧ですので,10年前後でも,はっきりしなけ
れば,試しにやるだけやってみる価値はあります。

-- 弁護士費用が心配です。

前田 私の事務所では,完済過払いの場合は,完全成功報酬制です。過払
     金を収できなかった場合は,弁護士報酬をいただいておりません。

-- 相談するとしても,弁護士事務所には行きづらいという方もいらっしゃ
  りそうですが。

前田 私の事務所では,無料で電話相談を受け付けています。

   「完済」した方の場合  ですと,電話相談だけで終わり,事務所に来
  ていただかないまま,過払金の返還を受けることができる場合がほとんど
  です。

    まずはお電話くださればと思います。
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  "白黒つけない"パワハラ対策

 いよいよ「パワハラ」第2弾。今回は解決編です。

 

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前田 講演会やセミナーで講師を務めた際に「同じことをキムタクに言われる
  とウキウキするが、斜め横の席にいる○○課長に言われると身の毛がよだ
  つ!それがセクハラ事件の特徴です」などと話すと、ほとんどの方が喜ば
  れます。

   ウケ狙いと思われがちですが、実は本質そのものであり、感情的・心理
  的要因が大きく影響するハラスメント(嫌がらせ)であるパワハラも同様
  なのです。

―― 会社ができる対策は。

前田 素人向けの解説書には、パワハラの基準を理解することが重要であるか
  のように書かれていますが、前編でお話したように、国が公表している資
  料や判例・裁判例だけで、うっかり自己判断で白黒付けて対応すると危険
  レベルが上がりかねません。

   また、パワハラ対策として事前の予防・防止対策は重要ですが、中小企
  業だと多くの場合、既に問題が発生しています。だから解説書を買ってみ
  たり、誰かに相談するのです。

   たとえ相談窓口を設置しても担当者が信頼できない人物であったり、勉
  強不足だとかえって問題が増幅しますし、指導・教育・周知といった措置
  を講じても実態は機能せず、問題を更に悪化、複雑化させるケースもあり
  ます。

―― 何から手を付ければよいのでしょうか。

前田 まず、問題を少なからず察知したのであれば、直ちに事実関係を把握し、
  解決に適した対策を実施するべきです。ハラスメント問題は金銭解決だけ
  ではケリがつきません。

  先入観や価値観に囚われず、慎重に対処する必要があります。

  中には当事者の一方が退職し、決着したかと思いきや「会社の調整の仕方
 が悪い」と会社の責任が問われた事例もあります。

  また、「抵抗がなければ同意あり」といった短絡的思考は排除されている
 こと(強姦被害者についての「回避行動」の理論)はご存じでしょうが、時
 がたつにつれて、針小棒大な意識行動が現れる「過敏な被害者」問題も軽視
 できません。

  会社としては、紛争にしたくないという思考に向きがちですが、労使問題
 に関わる法律、裁判の実際は、経営者の価値観からすると信じられないほど
 労働者寄りの基準、判断となっていることを理解して下さい。

  価値観を変える必要は無いですが、世の中の動きをきちんと知らなければ
 なりません。

  会社の目が届かないところでの従業員同士のいじめ、部下の上司に対する
 いじめ・いやがらせもパワハラの範囲です。

  従業員の対立や問題社員の気配を感じる何かがあれば、すぐに対策を考え
 ること。

  一般的な理屈の問題として捉えず、個別的な問題としてその状況を具体的
 に把握し、対策を考えてみることです。それでも判断がつきかねる場合は、
 是非ご相談下さい。


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