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お知らせ

メルマガ【弁護士前田尚一の「本当は怖い身近な法律問題」】の新作を発行しました。

2010年3月23日 19:40

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     本当は怖い身近な法律問題 vol.11  2010/03/23
          http://www.smaedalaw.com/
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 皆さん、こんにちは。札幌の弁護士,前田尚一です。

 実は先週の火曜日から入院しています。
 目の見え具合が悪く,様子を見てからとも思ったのですが,嫌な予感がし,
また女房に強く迫られ,16日,眼科で診てもらったら,後1日,二日放って
おいたら失明段階の「網膜剥離」との診断されたのです。

 翌17日一番で入院して,午後から手術実施。

 網膜剥離の経過は良好ですが,腫れており,眼が痛かったり,頭痛がした
り・・・

 ようやく1週間。今朝抜糸してもらい,午後からレーザーで補強します。


 実は,もう20年以上前ですが,司法試験に合格した年,網膜剥離で右眼
を手術し,最終試験の10日ほど前まで入院しておりました。
その時もラッキーでした。
 HPのプロフィールに書きましたので,宜しければご覧下さい。
 ⇒ http://www.smaedalaw.com/aboutus/


 いつも人には言っていることですが,自分で手に負える範囲を超えた場面
で何かあったら,一刻も速く,専門家に頼らなければならないということを
再実感しました。


 さて,無責任な運転で交通事故に遭わされると,身体は元にもどらないは,
賠償金は値切られるは,というのでは,まったく踏んだり蹴ったりです。

 今回は,「交通事故で踏んだり蹴ったりとならぬように」とうテーマで,
お伝えします。



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Q. 毎日交通事故のニュースが繰り返されています。被害者は,自分に非が
ないのに生活をめちゃくちゃにされてしまいます。被害者はどのような形で救
済されるのでしょうか。
⇒ 一旦交通事故に遭ってしまうと,亡くなられた場合はもちろん,怪我を負
った場合であっても,完全に元の状態にはもどらないのがほとんどです。
そこで,金銭で補うこと(金銭賠償の原則),つまり,被害を,「損害」と
いう形で金銭的に評価し,加害者に賠償金の支払いを求める。通常は,保険
会社や自動車共済が代わって支払う,そんな形になります。


Q. 今,「損害」という言葉がでてきましたが,どのように考えるのですか。
⇒  大きく分けると,「人損(じんそん)」と「物損(ぶっそん)」とに区別さ
れますが,今日は,被害者自身に生じた損害,つまり「人損」について説明し
ます。

例えにして申し訳ありませんが,交通事故に遭って怪我をし,声が出なくなっ
てしまったとします。

まず,病院に入院したり,通院したりで,治療費,交通費等の費用がかかりま
す。
本当は出費する必要のなかった費用であり,損害になります。
被害者が実際に出さなければならない,ということで,「積極損害」といわれ
ています。
しかし,このような無駄な出費に加えて,働けなくなるようになった場合の収
入の減少(収入源)を損害とみるのです(「消極損害」)。

  入通院すれば仕事に出られませんし,声が出ないとなると仕事にならず,
仕事を休まなければなりません。そうすると,給料とか報酬とかを貰えなく
なる場合もあります。休んだ損害ということで,「休業損害」といわれてい
ます。

「後遺症」として「障害」が残ってしまう場合があります(「後遺障害」)。
治療が終わっても,声が出すことができないままになってしまったとか,声
が上手くでないようになってしまったという場合です。
  そうなると,仕事を続けることが出来なくなってしまったり,ばりばり
働けなくなってしまったりで,将来に渡って収入が減ることになることが予
想されます。
 少し難しい言葉ですが,減ると予想される収入を後遺障害による「逸失(
いっしつ)利益」(「得べかりしし利益」)といいます。
後遺症が残ってしまった場合には,労働能力が減ると考え,これから働ける
期間(原則は67歳まで)の利益を逃してしまったと仮説をたてて損害を考
えるのです
 

Q. 「慰謝料」という言葉もよく聞きますが。
⇒  今述べた損害(「財産的損害」)のほか,被害者は,入院や通院をし
なければならないとか,後遺症が残った場合には,元に戻らない生活をしな
ければならず,つらい目にあうということで,精神的に辛いことがやまほど
あります。これが,財産的損害と区別して精神的損害と呼ばれるものです。
このような精神的損害に対する賠償金を「慰謝料」といいます。


Q.  よくわかりました。このようにイメージがはっきりするのであれば,
交通事故に遭ったとしても,損害額もはっきりし,保険でまかなえるように
思えるのですか。

⇒ 保険には,自賠責保険と任意保険とがありますが,自賠責保険は最低限
のもので,特に大きな事故になると,任意保険でないとまかなえません。
   しかし,任意保険に入っている場合であっても,保険会社もそれ自体
営利事業であり,独自の支払基準をもっており,裁判所の基準より低いので
す。また,先日も事件になりましたが,交通事故を偽装するような場合もあ
り,支払には慎重です, 
特に,死亡事故であるとか,重い後遺症が残ったような場合は,裁判を起こ
して裁判所が認めてくれる賠償額と大きな開きが出ること場合が多いのです。
保険会社が提示する示談内容は,裁判所の基準より低い基準によるものです
し,裁判では,弁護士費用や遅延損害金など示談提示されない損害も認めら
れることになります。遅延損害金とは支払が完了するまでの利息のようなも
ので,年5パーセントですからばかになりません。

私の事務所で担当した事件の中にも,重い後遺症の事案で,残額が57万円
と提示され,裁判所を起こした結果,2300万円余りの支払を受けること
ができた事例や,死亡事故の事案で,6000万円弱の提示であったものが
、裁判を起こした結果、9200万円余りの支払を受けることができた事例
もあります。


詳しくは,事務所のHPで具体例を挙げて説明してあります。

 ⇒ http://www.smaedalaw.com/personal/trafficaccident.php
                                      (交通事故の解説)

 ⇒ http://www.smaedalaw.com/memo/2010/03/post-2.php
                                      (交通事故の賠償額の比較)


Q.  「法律は弱い立場にあるものではなく,法律を知っている者に味方
する」ということですね。
⇒ はい。そして被害者の落ち度を考慮して賠償額を減額しようと「過失
相殺」が主張されたり,後遺症を認めるか,認めるとしてどの程度のもの
と考えるか争いがある場合など,自分だけでは対応が難しい場面がいろい
ろあります。理論武装する意味でも,早い時期に,ぜひ一度,専門家にご
相談下さい。


 前田尚一法律事務所では,死亡事故の場合のほか,傷害事故で後遺障害等
級認定を受けた場合,あるいは後遺障害が残ることに不安がある方について
は,無料で相談をお受けしています。

 ⇒ http://www.smaedalaw.com/consulting/free.php(無料法律相談)

 すぐにお電話で無料相談をご予約下さい。

  ⇒ 0120-481744(フリーダイヤル)


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【お知らせ】
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  毎週火曜日午前9時45分ころから,
  FMラジオの番組に出演します。

  AIR-G(80.4FM)「Vivid Couleur(ビビッド・クルール)」
   ⇒ http://www.air-g.co.jp/vivid/
  *9:45ころから放送されるViVid Worldのコーナーで,
  「ビビッドワールド法律カフェ」を担当し,
   パーソナリティーの野宮範子さん
   ⇒ http://www.air-g.co.jp/dj/detail.php?id=20
  とお話しします。

● 執筆
  北海道のローカルニュースを発信する情報サイト「BNNプラス北海道3
 65」で連載中の『弁護士Mの小咄』は,こちらからご覧になれます。
   ⇒ http://www.hokkaido-365.com/365column/bengoshi/

● ブログ
  最近は,ブログ『弁護士Mの独り言』にもちょくちょく執筆していますの
で,ご覧いただけると幸い。
 ⇒ http://blog.livedoor.jp/smaedalaw/

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◎ 講演・執筆・取材の実績の確認・ご依頼については,こちらからどうぞ。
   ⇒ http://www.smaedalaw.com/consulting/lecture.php

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 このメールマガジンで,今回取り上げていない事項については,次をご参照
下さい。

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