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お知らせ

メルマガ【弁護士前田尚一の「本当は怖い身近な法律問題」】の新作を発行しました。

2010年3月 1日 21:11

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     本当は怖い身近な法律問題 vol.8 2010.3.01
          http://www.smaedalaw.com/
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 皆さん、こんにちは。札幌の弁護士,前田尚一です。

 「あら,もう3月1日なの??」という感じですね。

 さて, 前々回,企業が管理している個人の情報が流出したら,企業はどの
ような責任を負うか,個人情報の価値(一人1万円と提示した裁判例をご紹介
いたしました。

 最近よく言われる「コンプライアンス」とも関連があるのですが,「コンプ
ライアンス」の内容そのものについては,ほとんど触れませんでしたが,「コ
ンプライアンス」の考え方自体に関心の深い方も多いようです。

 そこで,ブログ『弁護士Mの独り言』の方で,簡単に説明したことをお知ら
せしました。
 しかし,このメールそのものでも,お知らせする方が良いというご意見があ
りましたので,急遽,本号を発行いたします。

 ところで,平成22年3月2日から毎週火曜日,
北海道のFMラジオ局AIR-G(80.4FM)のVivid Couleur(ビビッド・クルール)に
レギュラー出演して,パーソナリティーの野宮範子さんとお話しさせていただ
くことになりました。

 毎週火曜日午前9時45分ころから放送されるViVid Worldのコーナーで,
「ビビッドワールド法律カフェ」を担当し,
パーソナリティーの野宮範子さん
 ⇒ http://www.air-g.co.jp/dj/detail.php?id=20
とお話をさせてもらいます。

 ぜひ,3月2日(火)午前9時45分ラジオのスイッチを入れて下さい。

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 それでは,本題に入ります。
 先日,で,個人情報の価値を流出した企業側のトンデモナイ結末や逆の事例
などをご紹介いたしました。
 ⇒ http://archive.mag2.com/0001001640/20100215145559000.html

 このお話は,ますます重要視されるようになった「コンプライアンス」にか
かわることなのですが,今ひとつ,「コンプライアンス」の意味がピンとこな
い方が多いようなので,ほんのさわりだけご説明いたします。

 さて,日本では,「法令遵守」と意味で用いられています。この場合,法令
という言葉には,法律だけではなく,広く倫理・道徳などの社会的規範も含ん
で使われるのが通例です。

 コンプライアンスは,各人の遵法精神を期待し,「法令遵守」を唱えるとい
うだけではなく,現実に法令が遵守されている状態を継続するために,ルール,
体制,手段を整えるなど有効な仕組み作りを実施することまでも含む考え方な
のです。法律などを守らなければならないことは,言うまでもない当たり前の
ことです。しかし,現場は現実を優先しがちですから,外部の温度差があり,
回避するための仕組みが必要なのです。

 なぜコンプライアンスが重要視されるのでしょうか

 背景を理解すると分かりやすいと思います。
特に2000年以降,消費者や投資家の被害が意識されるような企業の不祥事
が多発しました。企業の違法行為・背信的行為に対する社会の目が厳しさを増
し,社会の意識は大きく変化しました。このような中で,企業にとって,利益
優先で活動することはかえってリスクが大きくする一方,法令遵守を実現する
企業は,その企業価値を高めることになる状況となったのです。

 個人情報流出事件として,51万人分の顧客リストが社外へ流出したジャパ
ネットたかたの事案が有名です。同社の売上げは,前年705億円でしたが,
この事件が起きた2004年には663億円にまで落ち込みました。しかし,
同社の売上げは2006年には1000億円を超え,2008年には1371
億円となっています。同社は,事件発覚後,テレビや新聞で謝罪を繰り返し続
け、消費者に対し適切な対応をしたことが評価されており,かえって企業イメ
ージを向上させた好例です。

 このような背景の中で,コンプライアンスが重要視されるのは,今日,一旦
不祥事を起こした場合の企業責任は極めて大きなものであって,企業の存立さ
えもおびやかしかねないものであるということです。企業が不祥事を引き起こ
した場合の責任としては,民事責任,刑事責任,行政責任といった法的責任が
考えられます。今日では,一旦不祥事が発覚すると,社会的責任や道義的責任
までも徹底して追及されることになります。引責辞任はもとより風評被害とい
った社会的制裁に及ぶことも少なくありません。雪印集団食中毒事件を発端と
してグループの解体・再編を余儀なくされた雪印企業グループの例は衝撃的な
ことでした。

 しかも,企業自体または担当者が思っている以上に,不祥事が発覚しやすく
なっているという現状にあることも重要でしょう。もちろん発覚しなければよ
いという意味ではありませんが,外部の監視の目が厳しくなっていることに加
え,公益通報者保護法が施行されたとおり,内部告発を原則的に正当化するの
が現在の流れなのです。

 なお,このように考えると,現実に法令が遵守されている状態を継続する仕
組みの中には,場合に,損害を最小限に抑えるための対応としては,記者会見・
謝罪・説明,リコールなどの在り方も含まれることになるでしょう。


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【お知らせ】
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● ラジオ出演
  22年3月2日から,毎週火曜日午前9時45分ころから,
  FMラジオの番組に出演します。

  AIR-G(80.4FM)「Vivid Couleur(ビビッド・クルール)」
   ⇒ http://www.air-g.co.jp/vivid/
  *9:45ころから放送されるViVid Worldのコーナーで,
  「ビビッドワールド法律カフェ」を担当し,
   パーソナリティーの野宮範子さん
   ⇒ http://www.air-g.co.jp/dj/detail.php?id=20
  とお話しします。

● 執筆
  北海道のローカルニュースを発信する情報サイト「BNNプラス北海道3
 65」で連載中の『弁護士Mの小咄』は,こちらからご覧になれます。
   ⇒ http://www.hokkaido-365.com/365column/bengoshi/

  最新記事は,
   「酒井法子の『その後』」(平成10年2月11日) 
 ⇒ http://www.hokkaido-365.com/365column/bengoshi/2010/02/post-26.html

● 講演
 東区・北区生活習慣病セミナー・アステラス製薬株式会社の共催するセミナ
ーで,平成22年3月9日(火)午後19時45分から,「

モンスターペイシェントについて」と題する講演をすることになりました。
 ⇒ http://www.smaedalaw.com/mt/2010/01/post-21.php 

● ブログ
  最近は,ブログ『弁護士Mの独り言』にもちょくちょく執筆していますの
で,ご覧いただけると幸い。
 ⇒ http://blog.livedoor.jp/smaedalaw/

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◎ 講演・執筆・取材の実績の確認・ご依頼については,こちらからどうぞ。
   ⇒ http://www.smaedalaw.com/consulting/lecture.php

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 このメールマガジンで,今回取り上げていない事項については,次をご参照
下さい。

【個人の法律問題】
○債務整理   http://www.smaedalaw.com/personal/
○過払い   http://www.smaedalaw.com/personal/excess.php
○交通事故  http://www.smaedalaw.com/personal/trafficaccident.php
○離 婚     http://www.smaedalaw.com/personal/divorce.php 
○不動産・借地借家 http://www.smaedalaw.com/personal/realestate.php
○C型肝炎  http://www.smaedalaw.com/personal/c_virus.php

【企業の法律問題】
○労働問題・労働審判  http://www.smaedalaw.com/company/labor.php 
○民事再生・企業倒産 http://www.smaedalaw.com/company/bankruptcy.php
○企業法務   http://www.smaedalaw.com/company/legalaffairs.php
○顧問弁護士 http://www.smaedalaw.com/company/adviser.php

【専門サイト】
○「札幌債務整理・過払い救済センター」
             http://saimuseiri-kabarai.com/
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○無料法律相談 http://www.smaedalaw.com/consulting/free.php

○お客様の声   http://www.smaedalaw.com/voice/

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  弁護士 前田 尚一(まえだ しょういち)
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