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お知らせ

メルマガ【弁護士前田尚一の「本当は怖い身近な法律問題」】の新作を発行しました。

2010年4月 8日 18:40

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     本当は怖い身近な法律問題 vol.14  2010/04/08
          http://www.smaedalaw.com/
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 皆さん、こんにちは。札幌の弁護士,前田尚一です。

 前回のメルマガで,冒頭,《「突然の入院でしたが,退院し,術後の経過は
良好で,まもなく退院です。》と述べましたが,《突然の入院でしたが,退院
し,術後の経過はおおむね良好です。》の誤りでした。

 いきなり,飛ばし損ねてしまいました。
 謹んで,お詫び申し上げます。

 さて,今回も,FMラジオで解説した内容を再現してお伝えします。
 というのも,この件については,せっかくの国の仕組みがあるのに,結果的
に泣き寝入りされる方が多いように思えるからです。

 今回の,事務所のHPでも述べておりますが,次のコンセプトです。

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  『法律』は、弱い立場にあるからといって味方をしてくれる訳ではありま
   せん。
  『法律』は、" 法律を知っている者に味方する!!"ものだというのが、
   私の実感です。
  自分を弱者であるとか、被害者であると頑固に言い続けるだけでは、望ん
  だ結果を導けるものではありません。

  そして、私は、『弁護士』の仕事は、"クライアント(依頼者)との協働作
  業"である、と考えています。
 
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   そう,権利のために闘いましょう。


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 FM局のAIR-G(80.4FM)の番組Vivid Couleur(ビビッド・クルール)で
( ⇒ http://www.air-g.co.jp/vivid/)の9:45から放送されるViVid World
のコーナーで,毎週火曜日,「ビビッドワールド法律カフェ」を担当していま
す。
 平成22年4月6日(火)は,野宮範子さんと,次のようなお話しをしまし
た。
 
【野宮】 「法律Café」今朝も前田尚一法律事務所の前田先生です。
おはようございます!

 先週末は、先日この番組でもご案内した
滝川での出張無料法律事務所相談会でしたね。いかがでしたか。 


【前田】 はい。弁護士のいない地域の方も,弁護士に相談したいと希望して
いることを実感しました。

 そして,例えば,消費者金融からお金を借りた場合,「完済」つまり,全部
払ってしまったらどうしようもないと誤解している方もおられ,驚きました。
完済すると,ほとんどすべての場合過払いとなっており,過払い返還請求でき
ることになります。古くから借りていた方は100万円を超える場合もあり,
馬鹿になりません。

 これからも企画する予定ですが、しょっちゅうという訳にもいきませんので,
ぜひ,札幌の事務所の方にも御来所下さい。

 ところで,6月から,ローンやキャッシングの新しいルール(総量規制)がス
タートするのをご存じですか。


【野宮】 いいえ。


【前田】 借入れることができる総額は年収の3分の1までということになり
ます。
 つまり,3分の1を超える借入れがある方は新たな借入れができないことにな
ります。

 したがって、また,収入のない方は,自分だけでは借入れができないことに
なります。

 例えば専業主婦の方は,ご主人の同意書・住民票を提出しなければならなく
なるのです。つまり,ご主人の収入の3分の1の範囲内で借りさせてもらうこ
とになるのです。
 

【野宮】 へぇー、知りませんでした。ご主人に内緒で借りたり返したりして
とりつくろうということは難しくなるのですね。


【前田】 はい,でも,不幸の到来などと思わず,これを機に借金生活から脱
出することを考えるべきだと思います。内緒でやりくりしていてもいつか手に
負えなくなり,そのときは確実にばれてとんでもない大ごとになるでしょう。


【野宮】 何事についても,自分自身アンテナを張るということが大事ですね。
でも,何から何まで知ろうとしても無理です。やはり,困ったことが起きたら
専門家に相談するということですね。
 ほかに何か,重要なのに余り知られていない例を紹介していただけますか。


【前田】 はい。お伝えしたいことは山ほどあります。

 例えば,一定のC型肝炎患者の方々について、症状に応じて,国から給付金
が受けることができることになったのですが,この制度をご存じない方や,手
続がむずかしくてできないとあきらめている方が多いようです。


【野宮】 C型肝炎というと,各地でC型肝炎訴訟を集団提起し、裁判内外で
活動され,和解が成立したという事件がありました。
 その後,救済される制度もできていたのですか。


【前田】 はい。
 略称「薬害肝炎救済法」(*)という新しい法律が制定されました。
 この新しい法律に基づいて,出産や手術での大量出血などの際に特定のフィ
ブリノゲン製剤などを投与されたことによってC型肝炎ウ
ィルスに感染された方々を対象として,それぞれの症状に応じた給付金が支払
われる仕組みができたのです。

 *正式名称「特定フィブリノゲン製剤などによるC型肝炎感染被害者を救済
するための給付金の支給に関する特別措置法」

 
【野宮】 支払われる給付金の額はどのくらいなのですか。


【前田】 まず,慢性C型肝炎の方には,2000万円が支払われます。
 また,慢性C型肝炎の進行によって肝硬変・肝がんになってしまった方や,
死亡された場合には,4000万円が支払われます。 
 そして,無症候性キャリアの場合であっても1200万円の給付金が支給さ
れます。 

 注意していただきたいのは,ご本人だけではなく,遺族の方にも支給されると
いうことです。


【野宮】 国から給付金の支払を受ける手続はどのようになるのですか。


【前田】 給付金の支給を受けるためには、まず、国を相手にした訴訟を提起
し、裁判手続の中で、製剤投与の事実、因果関係、病状を裁判所に確認しても
らうことが必要となります。


【野宮】 訴訟を提起し、裁判手続を進めていかなければならないということ
になると,素人には,簡単な手続とはいえないですね。
 実際は弁護士に依頼しなければならないことになるでしょうか。


【前田】 はい,必要な資料を集めたりしなければならないこともあり,簡単
な手続とはいえないでしょう。

 しかし,この仕組みを扱っている弁護士に依頼すれば,難しいことはありま
せん。
 しかも,新しい法律では,給付が認められた場合の弁護士費用については、
一定の基準に従って、国や企業が負担することになっており,費用の面でも負
担は少ないといえます。


【野宮】 裁判所で製剤投与の事実を確認してもらうということになれば,カ
ルテなどの資料が十分に揃っていない場合には,あきらめなければならないの
でしょうか。


【前田】 カルテがあることを条件に受任している弁護士もいると聞いていま
す。
 しかし,私の事務所では,カルテがなくとも,やるだけやってみたいという
方のお手伝いをしています。 

 というのは,そもそも,感染の原因となった製剤が投与されたのはもう20
年も,30年も前のこともあり,カルテが処分されている場合があったり,既
に病院自体がなくなってしまっていても不思議ではありません。
 新しい法律は,古い時代に投与された製剤による被害を救済しようとしてで
きたのですから,このような事態も想定しているはずです。
カルテがないからといって,すべて救済を受けることができないということで
あれば,法律が制定された意味がなくなってしまいます。


【野宮】 実際の裁判所ではどうなのでしょうか。


【前田】 プライバシが重視される性格の事案ですので,公開されていない事
案も多く,はっきりしない面もあります。
 しかし,カルテがなくとも,証人の証言によって給付が受けることができる
ようになった事例も報道されています。
 
 依頼された弁護士,裁判所,国が,一緒に知恵を出し合い,良い結果を導い
ていく努力をしていかなければなりません。

 すべて上手くいくなどというわけにはいきませんが,負担を最小限にする工
夫をしながら,検討だけでも始め,まずはすこしずつ進めてみるという価値は
十分あると思うのです。
 自分だけのダメだと決め付けてしまわず,まず弁護士と相談し,ご自身の状
況を確認することは,とても大事なことだと思います。


【野宮】 先生のHPに,「法律」は,"法律を知っている者を味方する"もの
であるとか,「弁護士」の仕事は,依頼者との協同作業であり,「法律問題」
の処理・解決は,依頼者弁護士がうまく協働すればするほど良い方向へ向かう,
という意味がわかったような気がします。

 前田尚一法律事務所では,債務整理,過払い請求や死亡,後遺症が問題とな
りそうな交通事故のほか,C型肝炎ウィルスに感染された方の救済に関する法
律問題について,無料法律相談をお受けしています。

 詳しくは、前田尚一法律事務所のホームページ(「C型肝炎訴訟」)をご覧
ください。
 ⇒ http://www.smaedalaw.com/personal/c_virus.php

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【お知らせ】
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● ラジオ出演
  毎週火曜日午前9時45分ころから,
  FMラジオの番組に出演します。

  AIR-G(80.4FM)「Vivid Couleur(ビビッド・クルール)」
   ⇒ http://www.air-g.co.jp/vivid/
  *9:45ころから放送されるViVid Worldのコーナーで,
  「ビビッドワールド法律カフェ」を担当し,
   パーソナリティーの野宮範子さん
   ⇒ http://www.air-g.co.jp/dj/detail.php?id=20
  とお話しします。

● 執筆
  北海道のローカルニュースを発信する情報サイト「BNNプラス北海道3
 65」で連載中の『弁護士Mの小咄』は,こちらからご覧になれます。
   ⇒ http://www.hokkaido-365.com/365column/bengoshi/

● ブログ
  最近は,ブログ『弁護士Mの独り言』にもちょくちょく執筆していますので

,ご覧いただけると幸い。
 ⇒ http://blog.livedoor.jp/smaedalaw/

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◎ 講演・執筆・取材の実績の確認・ご依頼については,こちらからどうぞ。
   ⇒ http://www.smaedalaw.com/consulting/lecture.php

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 このメールマガジンで,今回取り上げていない事項については,次をご参照
下さい。

【個人の法律問題】
○債務整理   http://www.smaedalaw.com/personal/
○過払い   http://www.smaedalaw.com/personal/excess.php
○交通事故  http://www.smaedalaw.com/personal/trafficaccident.php
○離 婚     http://www.smaedalaw.com/personal/divorce.php 
○不動産・借地借家 http://www.smaedalaw.com/personal/realestate.php
○C型肝炎  http://www.smaedalaw.com/personal/c_virus.php

【企業の法律問題】
○労働問題・労働審判  http://www.smaedalaw.com/company/labor.php 
○民事再生・企業倒産 http://www.smaedalaw.com/company/bankruptcy.php
○企業法務   http://www.smaedalaw.com/company/legalaffairs.php
○顧問弁護士 http://www.smaedalaw.com/company/adviser.php

【専門サイト】
○「札幌債務整理・過払い救済センター」
             http://saimuseiri-kabarai.com/
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○無料法律相談 http://www.smaedalaw.com/consulting/free.php

○お客様の声   http://www.smaedalaw.com/voice/

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  弁護士 前田 尚一(まえだ しょういち)
  前田尚一法律事務所 
     〒060ー0061
     札幌市中央区南1条西11丁目1番地 コンチネンタルビル9階
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