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お知らせ

メルマガ【弁護士前田尚一の「本当は怖い身近な法律問題」】の新作を発行しました。

2010年8月20日 15:40

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     本当は怖い身近な法律問題 vol.19  2010/08/20
          http://www.smaedalaw.com/
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 皆さん、こんにちは。札幌の弁護士,前田尚一です。

 お盆が終わったのに,まだ暑い。参ります。

 さて,現在,交通事故専門サイトを作っているのですが,その過程で,シー
トベルトの着用は,どのような意味を持つのかと質問されました。昔の裁判例
を調べてみると,なかなか面白い。

 裁判では,シートベルトの普及度,法律の取扱いなどの交通事故が発生した
当時の時代背景が反映した判断がされているのです。
 このメールでもときどき御紹介していることですが,過払い請求であるとか,
残業代金請求であるとか,ごく最近では,生保二重課税問題とか,裁判所の判
断に時代背景などが反映することの加速化は著しく,これに対する行政の反応
も様相が大きく変わってきたという感じがします。

 裁判所の判断の変化や,冒頭のシートベルトのお話しは,後日取り上げるこ
ととして,今回は,交通事故についてどうしても頭に入れておかなければなら
ない超・基本的部分をお伝えします。
 
 なお,9月4日(土),5日(日)と千歳市で,「債務整理(過払い請求,
自己破産,個人再生,任意整理・示談)」のほか,「交通事故」,「C型肝炎
被害者の救済(給付金の支給)」,「相続・遺言」について出張無料法律相談
会(地方巡業)を実施します(無料)。

 ⇒ http://www.smaedalaw.com/event/
 お困りで,申込未了の方は,ぜひご連絡下さい。

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 いうまでものなく交通事故の被害者は不幸です。

 そして,一方的に交通事故に巻き込まれ,取り返しのつかない状態にされた
うえ,賠償金を値切られるということになれば,踏んだり蹴ったり,二重の不
幸というほかなく,そのような事態は絶対に避けなければなりません。

 今回は,せめて二重の不幸にならないよう,獲得してしかるきものはきちん
と獲得するにするためにどうしたらよいのかを考える素材として,以前ラジオ
出演した際お話しした内容を整理してお伝えします。
 なお,既に交通事故に巻き込まれている方で,何時どのようなときに相談し
たらよいのか迷っていらっしゃる方は,事務所のHPで「交通事故相談を申し
込むタイミング」を分かりやすく説明していますので,参考にして下さい。

 ⇒ http://www.smaedalaw.com/mt/2010/04/post-31.php 

 それでは,実況放送です。

Q. 毎日交通事故のニュースが繰り返されています。被害者は,自分に非がな
いのに生活をめちゃくちゃにされてしまいます。被害者はどのような形で救済
されるのでしょうか。 

A. 一旦交通事故に遭ってしまうと,亡くなられた場合はもちろん,怪我を負
った場合であっても,完全に元の状態にはもどらないのがほとんどです。
 そこで,金銭で補うこと(金銭賠償の原則),つまり,被害を,「損害」と
いう形で金銭的に評価し,加害者に賠償金の支払いを求める。通常は,保険会
社や自動車共済が代わって支払う,そんな形になります。

 身体は元に戻らないわ,十分な賠償金はもらえないわということになれば,
踏んだり蹴ったりのダブルパンチですので,適切な対応が必要です。


Q. 今,「損害」という言葉がでてきましたが,どのように考えるのですか。 

A. 大きく分けると,「人損(じんそん)」と「物損(ぶっそん)」とに区別され
ますが,今日は,被害者自身に生じた損害,つまり「人損」について説明しま
す。

 たとえば,ラジオで喋ることを仕事としているパーソナリティ,アナウンサ
ーの方が交通事故に遭って怪我をし,声が出なくなってしまったとします。

 まず,病院に入院したり,通院したりで,治療費,交通費等の費用がかかり
ます。
本当は出費する必要のなかった費用であり,損害になります。
被害者が実際に出さなければならない,ということで,「積極損害」といわれ
ています。
 しかし,このような無駄な出費に加えて,働けなくなるようになった場合の
収入の減少(収入源)を損害とみるのです(「消極損害」)。
 入通院すれば仕事に出られませんし,声が出ないとなると仕事にならず,仕
事を休まなければなりません。そうすると,給料とか報酬とかを貰えなくなる
場合もあります。休んだ損害ということで,「休業損害」といわれています。

  「後遺症」として「障害」が残ってしまう場合があります(「後遺障害」)。
治療が終わっても,声が出すことができないままになってしまったとか,声が
上手くでないようになってしまったという場合です。
 そうなると,仕事を続けることが出来なくなってしまったり,ばりばり働け
なくなってしまったりで,将来に渡って収入が減ることになることが予想され
ます。

 少し難しい言葉ですが,減ると予想される収入を後遺障害による「逸失(いっ
しつ)利益」(「得べかりしし利益」)といいます。
 後遺症が残ってしまった場合には,労働能力が減ると考え,これから働ける
期間(原則は67歳まで)の利益を逃してしまったと仮説をたてて損害を考え
るのです
 

Q. 「慰謝料」という言葉もよく聞きますが。
 
A. 今述べた損害(「財産的損害」)のほか,被害者は,入院や通院をしなけ
ればならないとか,後遺症が残った場合には,元に戻らない生活をしなければ
ならず,つらい目にあうということで,精神的に辛いことがやまほどあります。
これが,財産的損害と区別して精神的損害と呼ばれるものです。

このような精神的損害に対する賠償金を「慰謝料」といいます。


Q. よくわかりました。このようにイメージがはっきりするのであれば,交通
事故に遭ったとしても,損害額もはっきりし,保険でまかなえるように思えるの
ですか。
 
A. 保険には,自賠責保険と任意保険とがありますが,自賠責保険は最低限の
もので,特に大きな事故になると,任意保険でないとまかなえません。


 しかし,任意保険に入っている場合であっても,保険会社もそれ自体営利事業
であり,独自の支払基準をもっており,裁判所の基準より低いのです。また,先
日も事件になりましたが,交通事故を偽装するような場合もあり,支払には慎重
です, 
 特に,死亡事故であるとか,重い後遺症が残ったような場合は,裁判を起こし
て裁判所が認めてくれる賠償額と大きな開きが出ること場合が多いのです。

 保険険会社が提示する示談内容は,裁判所の基準より低い基準によるものです
し,裁判では,弁護士費用や遅延損害金など示談提示されない損害も認められる
ことになります。遅延損害金とは支払が完了するまでの利息のようなもので,年
5パーセントですからばかになりません。

 私の事務所で担当した事件の中にも,重い後遺症の事案で,残額が57万円と
提示され,裁判所を起こした結果,2300万円余りの支払を受けることができ
た事例や,死亡事故の事案で,6000万円弱の提示であったものが、裁判を起
こした結果、9200万円余りの支払を受けることができた事例もあります。

 詳しくは,私の事務所のHPで具体例を挙げて説明してあります。
 ⇒ http://www.smaedalaw.com/personal/trafficaccident.php


Q.  「法律は弱い立場にあるものではなく,法律を知っている者に味方する」
ということですね。
 
A. はい。そして被害者の落ち度を考慮して賠償額を減額しようと「過失相
殺」が主張されたり,後遺症を認めるか,認めるとしてどの程度のものと考え
るか争いがある場合など,自分だけでは対応が難しい場面が
いろいろあります。理論武装する意味でも,早い時期に,ぜひ一度,専門家に
ご相談下さい。

 前田尚一法律事務所では,死亡事故の場合のほか,傷害事故で後遺障害等級
認定を受けた場合,あるいは後遺障害が残ることに不安がある方については,
無料で相談をお受けしています。

 すぐにお電話で無料相談をご予約下さい。
  ⇒ 0120-481744(フリーダイヤル・相談申込専用)


 なお,専門家に相談しなければわからないと思っていても,何時どのような
ときに相談したらよいのか迷ってしまう方もおられるかもしれません。事務所
のHPで「交通事故相談を申し込むタイミング」を分かり
やすく説明していますので,参考にして下さい。 

 ⇒ http://www.smaedalaw.com/mt/2010/04/post-31.php 




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【お知らせ】
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● 出張無料法律相談会

  「過払い金返還請求・債務整理・自己破産・個人再生」のほか,「交通事故」,「C型肝炎被害者の救済(給付金の支給)」,「相続・遺言」などについて,次のとおり,出張無料相談会を実施します。
  9月4日(土),5日(日)
  千歳市 千歳市立 千歳公民館

  すぐにお電話で無料相談をご予約下さい。
  ⇒ 0120-481744(フリーダイヤル・相談申込専用)

  詳しくは,こちらをどうぞ。
  ⇒ http://www.smaedalaw.com/event/

● 執筆
  北海道のローカルニュースを発信する情報サイト「BNNプラス北海道3
 65」で連載中の『弁護士Mの小咄』は,こちらからご覧になれます。
   ⇒ http://www.hokkaido-365.com/365column/bengoshi/

● ブログ
  最近は,ブログ『弁護士Mの独り言』にもちょくちょく執筆していますので,ご覧いただけると幸い。
 ⇒ http://blog.livedoor.jp/smaedalaw/

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◎ 講演・執筆・取材の実績の確認・ご依頼については,こちらからどうぞ。
   ⇒ http://www.smaedalaw.com/consulting/lecture.php

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 このメールマガジンで,今回取り上げていない事項については,次をご参照
下さい。

【個人の法律問題】
○債務整理   http://www.smaedalaw.com/personal/
○過払い   http://www.smaedalaw.com/personal/excess.php
○交通事故  http://www.smaedalaw.com/personal/trafficaccident.php
○離 婚     http://www.smaedalaw.com/personal/divorce.php 
○不動産・借地借家 http://www.smaedalaw.com/personal/realestate.php
○C型肝炎  http://www.smaedalaw.com/personal/c_virus.php

【企業の法律問題】
○労働問題・労働審判  http://www.smaedalaw.com/company/labor.php 
○民事再生・企業倒産 http://www.smaedalaw.com/company/bankruptcy.php
○企業法務   http://www.smaedalaw.com/company/legalaffairs.php
○顧問弁護士 http://www.smaedalaw.com/company/adviser.php

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             http://saimuseiri-kabarai.com/
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○お客様の声   http://www.smaedalaw.com/voice/

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